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企業様向けセミナー
現在の光環境
『光環境』・・・あまり聞き慣れない言葉だと思います。
UVカット商品は、今や我々の生活に必須のアイテムとなりました。
紫外線から肌を守るための対策は、多くの方々の周知の事実となりました。
しかしながら、現代人の生活及び職場環境の多くは蛍光灯を始めとした水銀光源に取り囲まれた状態となっています。
水銀光源とは、紫外線発光を基に偏光フィルタを用いて可視光線を人工的に作り出す照明システムです。
この水銀光源を用いた照明は、電力消費量が以前の白熱灯に比べ低く、光度も高いため現在まで省エネ照明器具として 蛍光灯やパソコンのディスプレイなど幅広く生活環境に取り入れられてきました。
就労者を例に取ると、実に年間4000時間以上も水銀光源の電磁波の下で生活しているとのことです。
ところが近年、光学者によって水銀光源の問題が次第と明らかになってきました。
水銀光源照明は紫外線に隣接する短波長の電磁波(青系~紫系)が強いだけでなく、含まれる光の波長が非常に 偏っており、これらが人体や精神に与える影響が解明されつつあります。
バランスの良い
太陽光のスペクトル
青系の強い
蛍光灯のスペクトル
RGBに分かれ、特に青系の多い
PCモニターのスペクトル
短波長の電磁波には、身体や精神に抑制の作用があると言われており、近年自殺防止や犯罪発生抑制を目的として 駅のプラットホームや街路灯にブルーの照明を設置するケースが増えてきています。
反面、オフィスワークに携わる人々の多くは過度の短波長の電磁波に曝されており、これが『ブルーハザード』として 専門家の間で問題視されるようになりました。
※ブルーハザードとは、紫外線を含む青色光の領域(450nm 以下) が心身に悪影響を及ぼすことで、CIEで実証されてます。
平成15年に発表された厚生労働省のデータによれば、VDT障害を訴える人がVDT作業者全体の78%にものぼります。 特に、目の疲れ・痛みは91.6%、首・肩のこり・痛みを訴える人は70.4%になります。
※VDT(Visual Display Terminals) 障害は、ワードプロセッサー、コンピュータなどのビジュアル・ディスプレイ・ターミナル (VDT)を、長時間使うことによって引き起こされる眼・体や心に影響の出る病気で、主に職業性疾患として問題になっています。
室内においてVDT作業や蛍光灯、省エネランプによるブルーハザードを過剰に受け続けることは、 目や上半身の肉体的疲労だけでなく、加齢性黄斑変性症(AMD)や黄班の病につながったり精神的疲労も生じてきます。 さらにはテクノ依存症、頭痛、睡眠障害、不安感、抑うつ感など様々なストレス症状へと発展すると考えられています。
これらの新たな脅威を認識することで、対策を施し自社の従業員をガードすることのメリットは計り知れません。
従業員のメンタルケア
光環境の問題だけではなくストレス社会といわれる現代では、職場でのメンタルケアは必要不可欠なものといえるでしょう。
従業員が健康を崩してしまうと、産業医によるカウンセリングや、メンタルクリニックなどに通う必要があり、 生産活動をしていない従業員に対しての不必要なコストが発生してしまいます。
こういった事態が発生する前に、職場環境の見直しと整備だけではなく日ごろから従業員へのメンタルケアを取り入れることは、 不必要なコストの削減につながり、また、大切な『人財』である従業員の健康維持にも欠かせないものです。
人を大切にする企業には、優秀な人材も集まってきます。
企業全体の健康管理の一環として、メンタルケアを取り入れることは、さまざまなメリットを生み出してくれるのです。
従業員のメンタルケア心理カウンセリングと色彩療法について
人は、普段からさまざまな場面で考え、行動しています。
職場という環境の中において、心理カウンセリングを受けるということは、 環境による言語の操作を無意識のうちに行ってしまうのです。
「理性」を踏まえた言葉から、従業員の本心を探るのは大変に難しい行為といえるでしょう。
言語のみによる心理カウンセリングは、時間をかけてゆっくりと改善させていくためには、もちろんとても有効な手段です。
しかしながら、短期の回復を目指す場合においては、時間コストを取ることは有効であるとはいえないのではないしょうか。
「色彩療法」は、「感性」を大切にする自然療法です。
私たちカラーカウンセラーは、「色彩心理」と「カウンセリング」のスペシャリストです。
「色彩」は、脳科学との密接な関係があり、「本能」、「感覚」、「感情」が顕著に現れてきます。
私たちは、「色彩」からのメッセージを正確に読み解き、その人の「現状」や「ストレス」、 「未来への願望」などを言語に落とし込みお伝えしていきます。
その際に、「ソリューションセラピー」(未来志向セラピー)という技法を用いることで、短期的な問題解決も可能となるのです。
また、「個性心理学」を用いたカウンセリング(CAMES)では、その人の「天性の能力」をお伝えしていくことも可能です。
その人が自分の素質を知り、その活かし方を知ることで、解決する問題も数多く存在します。
「従業員が笑顔で働ける環境づくり」のために、「色彩療法」がお役に立てるのであれば、私たちにとってこのうえない幸せです。
セミナーの目的
- 最近解明されつつある光環境問題を認識し、それに伴う心身への悪影響を予防し健全な職場環境の構築を図ります。
- 従業員お一人お一人の「個性」を見つけ、その活かし方をお伝えしていきます。
- 未来への一歩に向けた方向性を示し、必要なものを取り入れていくためのご提案をしていきます。
- さまざまな価値観を知ることで、社内での円滑なコミュニケーションスキルを身につけていきます。
- 自分自身を見つめ直す時間を持つことで、新しい視点での気づきを与えていきます。
セミナーの効果
今行うべき職場環境の問題点を洗い出し、具体的な改善案を提示できるようになります。
従業員一人一人の心身の負担を軽減することにより、仕事の効率を向上し従業員個々の能力アップを実現します。
自分の活かし方やさまざまな価値観を知ることで、自分の立ち位置が明確になり、 できることややるべきことに優先順位をつけて行動することができるようになります。
その結果、社内でのコミュニケーションが円滑になり、チームワークの強化による成果の拡大も見込めます。