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怒濤のカラーと毒舌授業

カラーセラピー侮り難し

さて、カラーセラピーに関して全くの素人である私ですが、カラーセラピーの最中に同席させて頂くことが多くなりその結果、 素人には素人なりの「読み」ができるようになります。

最も簡単な例を挙げると、色を綺麗にグラデーションに並べる人は精神が常に一定に保たれている上に 完璧主義的な人の事が多いように思います。

あるいは、全く心を開いてない場合もこの傾向が強いようです。

逆に、いつもバラバラに並べる方は良い方向で捉えると、ざっくばらん。悪い方向に出ると気まぐれ、 場合によっては気分の浮き沈みの激しい方であったりすることが多いようです。

因みに私こと「なんにもセンム」は前者です。

パターンとしては・・・。

キャメスボトル
キャメスボトル
キャメスボトル

ほぼこのパターンです。

皆さんはこれで僕が何色が好きかがお解りになったことだと思います。

私は緑系の色が好きなのです。

ですから、基本的に緑系の色が左側のトップにくる並びになります。 (CAMESでは気になる色を左側から順番に並べていきます。)

逆に嫌いな色と言うものがないので、緑以降の色を並べろと言われると 綺麗に見栄えのするグラデーションに並べてしまうのです。

弊社社長から言わせると、「読みにくい」面倒なタイプの人間だそうで・・・。

かくいう私、「なんにもセンム」はCAMESの創始者であり、 株式会社タキロンの新しいLED照明プロジェクトで色彩アドバイザーや、 株式会社P&Gの商品開発のアドバイザー、またカラーに関する書籍も執筆されている大先生である 「堀木れい子」先生直々のカウンセリングを受けたことがあるのです。

堀木先生のカウンセリングを体験したのは、弊社がCAMES導入を決めた直後でしたので なんにもセンムには今以上にカラーの知識が無い頃の話しです。

当然そのころから僕の「色並べ」はグラデーションです。

この時は、堀木先生から「なぜグラデーションの色並べにしたか」を何度も質問されました。

今になって思えば、なんとなくさもあらんと思うのですがこの時は「・・・っと言われても」って感じでしたね。

「好きな色はあるけど、嫌いな色はない」

ある種、優柔不断なのかもしれません。

そんな「なんにもセンム」ですが、バラバラな「色並べ」を意図して行うことがあります。

弊社では、和み彩香セラピスト(CAMESではカウンセラーにあたる。 同じ役割なのに名称が違うのでなんにもセンムは時々混乱します。)の養成を行っているのですが、 この際のカウンセリング実習で「相談者役」にかりだされた時です。

この時ばかりは、僕本人を読んでも仕方がないからです。

僕が相談者役として登場するのは、「二度と来るんじゃねぇ!」と 思いたくなるけったいな相談者役が求められる時だからです。

例えば「実際にはカウンセリングはどうでも良くて、自分の商品を売りたいための口実としてカウンセリングを受けに来た」、 「やたらと口説く」、「心を閉ざして、全くしゃべらない」、「この人大丈夫か?ってくらい落ち着きがない」、 「話すことが自分本位で一方的」、「会話が支離滅裂」などなど、セラピストにとっては『試練の時』をすごして頂くのです。

それも、Sのなんにもセンムはその受講生の苦手なタイプを素早く読み取り、わざとそういう相談者をブチ当てます。

受講生が数人の同時授業の時は、一人一人順番に『試練の時』を過ごし、他の受講生は他人の『試練の時』を見学します。

見学している受講生は、はらはらドキドキの受講生を尻目にとっても楽しそうです。

もっとも、なりきりの役ですが「色並べ」のほうもそれなりに「こういう人なら、 こんな感じの色並べになるだろうな」っという並べ方を、ちゃんと考えて選んでいます。

逆順ですが、こう考えると自然とカラーに対する知識がついてくるものです。

まさに、カラーセラピー侮り難し。

因みに、リールリールでは既に和み彩香セラピストの資格取得者向けに習熟実習も実施しています。

既に資格を取得している方を対象としていますから、それなりにカウンセリングの場数を踏んだ方々が相手です。

なんにもセンムは、場数を踏んだプロのセラピストが困るようなとんでもない相談者を演じる必要があります。

私ことなんにもセンムは常識では考えられないような「突拍子もない人」を極めていかなければならないと言うことですね。

自分が壊れないか心配な、今日この頃です・・・。

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